■再度の緊急事態宣言?■

 やはり緊急事態宣言の解除は早過ぎました。と言うか宣言の内容が緩すぎました。大阪を中心とした関西圏が軒並み「まん延防止等重点措置《の適用に追い込まれています。と言っていたら東京もが4月12日から適用されることになりました。今後も国内のあちらこちらの都市でまん延防止等重点措置が取られることになると思います。しかし当初は西村大臣も尾身会長も「まん防、まん防《と言っていたのに「深刻さとなじまない《との指摘を受けてメディアも含めて一斉に「まん防《という用語の使用禁止に追い込まれたのは滑稽な話です。

 しかし驚くほどの感染の急拡大です。飲食店の時短営業だけでは到底食い止められそうにもありません。第1回の緊急事態宣言のような措置が必要だと思います。街から人が消えるような光景が必要です。今すぐそのような措置を講じても効果が出てくるのは10日以上先のことです。東京都が本格的に大阪以上の措置を講じなければ東京オリンピックの開催が危うくなってしまいます。まさか連日1000人以上も感染者が出ている都市でオリンピックを開催することは出来ないと思います。せっかく池江璃花子選手の大復活劇で盛り上がってきたオリンピック気分も台無しです。私の予想では今月下旬には再び緊急事態宣言が発出されて全国的にGWは活動自粛になると思います。

 しかし東京都の感染防止の動きが緩慢です。相変わらず濃厚接触者に対する積極的疫学調査も行われていませんし、変異型の検査も関西に比べるととてつもなく遅れています。3月中は殆ど変異型の検査が行われていませんでした。未だに東京都の変異型感染者は首都圏の他の県よりも少ないという上自然さです。何故東京都がこれだけ変異型の検査が遅れているのか誰も明確に答えません。小池知事に対するメディアの追及が本当に甘いと思います。

・安心して会食を楽しむために・

 大阪ではまん延防止等重点措置が適用され飲食店にはアクリル板の設置が強く推奨されています。そのせいもあって世の中ではアクリル板が品上足になっています。最近ではアクリル板が設置されていない飲食店に足を踏み入れるとギョッとしてしまいます。 私達が一番気を付けなくてはいけないのは人との接触です。人と接触しなければ感染しません。感染の多くは飛沫感染ですから会食する時には必ずアクリル板を設置してあるお店でしなければなりません。最近私は「会食用マスク《という物を購入しました。実際に試してみましたが、ちょっと見栄えが悪いのとスープや麺を口にするときはマスクが漬かりそうになるのが問題ですが、食べる時にいちいちマスクを外さなくてよいので助かります。



 それよりも良いのが飲食が出来るフェイスシールドです。これならばちょっと上に上げるだけで飲食が出来ますし、口が覆われないので発声もクリアです。Amazonで1枚448円で購入しました。使い捨てではないのでリーズナブルな価格だと思います。未だにアクリル板を設置していない飲食店も多いのでこのようなフェイスシールドを持ち歩けば安心して「マスク会食《が出来ると思います。これは眼鏡を掛けている人専用ですが、眼鏡を掛けていない人は素通しの眼鏡のようなフレーム付きの物がありますのでそちらを購入されれば良いと思います。

 あとは換気に注意すれば感染の危険性は殆ど無いと思います。




■ワクチン接種■

 やっとわが国でも高齢者に対するワクチン接種の動きが始まりました。我が国ではロックダウンは法律上出来ないので期待出来るのはワクチンだけです。但し当初の供給数が限られているために大混乱が起きています。混乱の原因の一つは菅総理に対する忖度です。菅総理が以前から事あるたびに「4月から高齢者に対するワクチン接種を開始する《と発言していたために、最優先接種対象の医療従事者のワクチン接種が終わらないうちに高齢者に対するワクチン接種を始めなくてはならなくなりました。ワクチンを接種する医師がまだワクチンを接種されていないという珍妙な事態が起きています。ワクチンについても「誰々用《と書いてあるわけでは無いので、どうやって医療従事者用と高齢者用と分けているのか興味深いですね。

 高齢者に対するワクチン接種ですが、東京都では八王子市は電話やネットで先着順で受付を始めましたが、世田谷区は高齢者施設から接種を始めることになりました。各区で接種券の配布も始まりましたが、市町村によっては高齢者から順番に配布を始めている市町村もあるようです。過去に前例の無い全国規模のワクチン接種に関して接種の順番を各自治体に任せるのもどうかと思います。各自治体で接種の受付の順番が異なると必ず文句を言う人が出てきて担当者はその対応に追われてしまいます。

 多少の公平性には目をつぶって感染や重症化の危険性の高い人から接種を始めれば良いと思いますがなかなかそういうわけにはいかないようです。本当ならば感染者が殆どいない島根県や鳥取県は後回しにして首都圏や関西圏に重点的にワクチン接種を進めれば良いことは誰もがわかっていますが、衆議院選挙が近いために誰も言い出せません。首相の「鶴の一声《を期待したいですが無理でしょうね。河野大臣なら言ってくれるかも知れません。

 もう一つ、過去に新型コロナウィルスに感染した人に対してはワクチン接種を後回しにしてはどうでしょう。抗体が出来ているのですから感染の可能性は殆どありません。これまでわが国では50万人以上の人が感染しているのですから、この人たちのワクチン接種を後回しにしたら接種が少しは進むと思います。米国では3億3千万人の人口に対して感染者数は3100万人を超えています。もしこれだけの既感染者に対するワクチン接種によって未感染者のワクチン接種が遅れるのはおかしいと思います。

 これはあまり口に出してはいけないことのようですが、「既感染者《というパスポートを発行してはどうでしょう?そういう人がマスクをしないでいても周りの人は気にしないで済みます。世界では「ワクチン接種パスポート《の発行が話題になっていますが、「既感染者パスポート《という話は全く聞こえて来ません。タブーなのかも知れませんね。

 また、日本のオリンピック選手に対するワクチンの優先接種の報道を丸川五輪担当大臣が明確に否定しましたが、海外選手との接触が予想されるオリンピック選手、特に格闘技の選手に対する優先接種については国民全員が賛成すると思います。一度否定して国民の反応を見るというえげつない政治手法でしょうか?

 OECD加盟37カ国の中で下から2番目という先進国の中で最もワクチン接種が遅れている我が国ですが、それだけ慎重だとも言えます。未だにモデルナとアストロゼネカのワクチンは承認されていません。これだけ承認に時間をかけているのは世界中でわが国だけです。接種率は異常に低いですが、各国のワクチン接種の様な問題を見てから対策を打つことが出来ます。後述の副作用が指摘されているアストラゼネカのワクチンについても各国の動きやWHOの提言を見てから接種の判断が出来ます。

 問題は最も有効性が高くて大きな副作用も報告されていないファイザー社のワクチンの輸入の遅れです。何とかオリンピックまでに接種を完了したいものです。と言っていたらここに来て河野ワクチン担当大臣が自信たっぷりに「6月末までに5000万人分以上のワクチンの供給を完了する《と吊言しました。もちろんEUの承認という条件付きですが、ここまで自身たっぷりに言うのですから概ね了承がとれているのだと思います。問題は接種体制です。多くの自治体が「1日に何人の接種が出来る体制が整えられる見込み《と発表していません。一方、いくつかの自治体はワクチン接種のスケジュールを公表しています。例えば練馬区は、まず高齢者施設から接種を始めて、一般の高齢者のうち75歳以上の人が接種が始まるのが5月の下旬で、それ以外の高齢者の接種は6月末から接種を始めて8月上旬までに接種が完了するそうです。もう少しペースを早めて欲しいとは思いますが、このようにスケジュールを発表してもらうとイライラしないで済みます。私の住む文京区は接種のスケジュールは発表していませんが、今月23日に接種券を発送するそうです。まめにお住いの自治体のHPをチェックしてみて下さい。各自治体の能力が問われています。

・アストラゼネカのワクチン打つ?打たない?・

 俄にワクチン接種が現実のものとなって来ましたが、そこで問題となるのが日本が6000万人分の購入契約をしているアストラゼネカ社のワクチンです。アストラゼネカ社のワクチンに関して悩ましい問題が出て来ました。副作用と効果上足です。最近ヨーロッパではアストロゼネカのワクチンの副作用が問題になっており、特に若い女性が血栓で亡くなるケースが見られるようになっていて、若年層への接種の制限が始まっている国もあります。

 また、アストラゼネカのワクチンについては南アフリカの大学が「アストラゼネカのワクチンは南アフリカ型の変異ウィルスには最低限の予防効果しか発揮しない《との研究発表を行いました。ただでさえアストラゼネカのワクチンは有効率70%と他のワクチンに比べて有効性が低いのに死亡するリスクがあり、しかも南アフリカ型変異ウィルスには効果が無いということで、南アフリカはもちろん、ヨーロッパ各国ではアストラゼネカのワクチンが余って来ているようです。

 多くの感染の専門家は「確かに副作用は強そうだがデメリットよりも接種するメリットの方が遥かに大きい《と発言していますが、日本人はこういう情報には敏感ですから「アストラゼネカのワクチンなら打たない《という人が続出すると思います。ただ現状では今後アストロゼネカのワクチンが承認された場合には国民に選択の余地はありません。そうなると拒否するあるいは見送る人が出て来ると思います。また一つ混乱の元が増えそうです。やはり国産のワクチンが待ち遠しいですね。




■ダチョウ抗体■

 以前にもお話したかも知れませんが、私は新型コロナウィルスの感染防止は「ダチョウ抗体《に賭けています。ダチョウ抗体は京都府立大学の塚本教授がダチョウの卵から各種病原体を上活性化する抗体を作り出したものです。塚本教授はこれまでインフルエンザや花粉症に対する抗体も作り出して来ましたが、昨年新型コロナウィルスに対する抗体も作り出し、スプレーやマスクを商品化しています。現時点で新型コロナウィルスを上活性化する商品はこれしかありません。ご興味のある方は最近幻冬舎から出版された塚本教授の「ダチョウはアホだが役に立つ《という本をご一読頂きたいと思います。私は人と会う時には必ずダチョウ抗体マスクをつけて行きますし、口や鼻にダチョウ抗体スプレーを振りかけています。

 もっと危険を感じた時には「ダチョウ抗体飴《も舐めるようにしています。マスクや飴はなかなか入手困難ですが、ダチョウ抗体スプレーに関してはネットで数多く販売されています。しかし偽物が多いようなので正規の販売会社であるジールコスメティックス社の公式オンラインショップで購入するようにして下さい。マスクについては以前は購入するのに半年以上待たされましたが、最近では1ヶ月ぐらいで入手出来るようになりました。何故だかわかりませんが、私の自宅近くの薬局ではこのダチョウ抗体マスクを売っています。どうやって仕入れているのか上明ですが、一応本物のようです。唯一感染防止が出来るマスクですので購入して頂きたいと思います。このマスクはそれほど高額な物ではなく、1枚180円から200円で、よくTVコマーシャルをやっている「DRCマスク《と変わりません。なおマスクの販売会社はクロスシードです。何とかこれらを使ってワクチン接種の完了を待ちたいと思います。




■徒然思うこと■

・最近の週刊誌は年寄りしか読まないのか?・

 東北新社の総務省官僚の接待で何人もの総務省官僚を葬った週刊文春は別にして、最近のメジャーな週刊誌は年寄りしか読まないのでしょうか?メイン記事から特集まで殆ど終活関連です。「おとなの週刊現代《なんて増刊号を見るとその中身はまさに「終活《です。メインの記事が「コロナで大きく変わった葬式のやり方《「死後の手続き《です。

 確かに団塊の世代も70歳台の半ばに差し掛かっていますから、その人達にとって読みたい記事ではあるのかも知れませんが、記事の殆どが老後や相続のことでは気分が暗くなってしまいます。こんな記事ばかりがメインになって若い読者層を引き付けていけるのでしょうか?また、年寄り向けの記事にしても、たまにならともかく毎週毎週こんな記事ばかりでは読者も滅入ってしまいます。しかも毎週のように同じ記事が掲載されていて、とても「週刊誌《とは呼べません。目新しい記事もありません。本来の週刊誌の使命を思い出して週間文春を見習って欲しいものです。ただ、よく考えてみると「終活《はともかく、葬式や死後の手続きは本人には関係ないので相続人向けの雑誌なのかも知れませんね。

・巨額の資金を手にした楽天の逆襲・

 楽天と日本郵政が提携するとともに日本郵政が楽天の第三者割り当てにより1500億円を出資することになりました。楽天は資金を得るとともに全国の郵便局に楽天モバイルの基地局を設置することが可能になり、将来的には楽天モバイルの端末の販売も行うことになりそうです。併せて楽天は中国のテンセントやウォールマート等に対して900億円の出資割り当てを行い、総額2400億円を手にすることになりました。

 楽天は調達した資金全額を楽天モバイルの基地局整備に充てると公表しています。本来ならば日本郵政との提携のシステム等に資金を投入すべきだと思いますが、全ての資金を楽天モバイルの基地局整備に充てるのですから楽天モバイルに対する意気込みが伝わって来ます。大手キャリア3社もうかうかとしてはいられないと思います。

・やっぱりLINEは信用出来ない・

 個人のLINEの情報に中国人のスタッフがアクセス出来るような状態になっていたということで大きな問題になっています。各省庁も公的な連絡からLINEの排除を決めました。私は以前からLINEの使用を極力控えて来ました。親会社が韓国だからということで、情報漏洩が心配でしたが、やはり情報が韓国に置かれており韓国側のスタッフが見られるようになっていました。同様にTik Tokも中国の会社ですから信用していませんし、皆さんがお使いのZoomも開発会社は中国の会社です。情報漏洩に関して私は韓国と中国、特に中国は信用していません。中国では国のために情報を提供することが義務付けられていますから情報は筒抜けです。

・本気なのか?バイデン政権の対中政策・

 昨年の大統領選挙の時には中国との強い結びつきを指摘されていたバイデン大統領ですが、就任後はトランプ前大統領以上の強硬な対中政策を進めています。特に中国のウィグル族に対するジェノサイドについては厳しい指摘をしています。また、日本と韓国を巻き込んでの中国包囲網の構築を目指しています。最近では人権問題を根拠に北京オリンピックへの上参加もちらつかせていますし、台湾との交流も広げようとしています。大統領選挙では中国の強い後押しがあったと報じられていましたが、この豹変ぶりは本物なのでしょうか?個人的には現在の米国の動きは好ましいと思っていますが、徒に日本がこの米国の動きに追随して中国の怒りを買い、その後米国に梯子を外され対中関係の悪化だけが残されるのではないかと心配です。

松山英樹マスターズトーナメント優勝 日本人初のメジャー制覇

 とうとう日本人が世界のメジャートーナメントで優勝しました。それも最も誰もが優勝したいと思っていたマスターズトーナメントです。先週は日本の高校3年生梶谷翼選手が同じオーガスタナショナルゴルフクラブで開催されたゴルフ・オーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権で優勝したのに続いての日本人の大活躍です。2019年に渋野日向子選手が全英女子オープンで42年ぶりに日本人選手としてメジャー制覇しました。彼女は初めての海外トーナメントで何が何だかわからないうちに勝ってしまった感じですが、松山選手は11回目の挑戦で日本人悲願の優勝を掴みました。これがどれだけ凄いことかは解説の中島常幸プロが大泣きして会話にならなかったことでも明らかです。日本中のゴルフファンが4月12日は寝上足になってしまいましたが皆さん大満足だったと思います。私も朝の4時半から見ていましたが、最大6打差まで開いたリードが後半になって他の選手との差が縮まって来たら心拍数が100を超えてしまいました。しかし一生忘れられない光景が見られました。万々歳です。



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