■感染拡大防止よりもGoToを優先する菅政権■

 米国では12月3日にこれまで最高の1日に20万人の感染者を記録しました。ヨーロッパ各国では10月末から様々な対策がとられていますが、米国では感染対策は州知事に任されていて国を挙げての対策は何ら打たれていません。

 一方毎日5万人以上の感染者が出ていたフランスでは1ヶ月のロックダウンを行った結果、右のように毎日の感染者数が1万人台にまで減って来ました。やはり人との接触を減らせばあっという間に感染者数は減少することは明確です。日本でも「感染防止と経済を回す」などと言っていないで、緊急事態宣言時のように「ステイホーム」で一気に感染を封じ込めてしまうのが良いと思います。小出しに対策を講じていても絶対感染は収まりません。

 菅総理は「GoToトラベルについて4000万人が利用して180人しか感染していない」と国会で平然といい加減なことを述べていますが、誰も利用者の感染を正確に調査したわけではありません。また4000万という数字は4000万泊であって4000万人が利用したわけではありません。GoToトラベルを使って単に移動するだけでは感染は拡大しないかも知れませんが、多くの旅行者は何人かで旅行しています。旅行中はグループで会話をするでしょうし、皆で食事すると思います。何より気が緩むことは間違いありません。

 しかも菅総理は11月には専門家会議の提言を盾にして自粛要請を行いませんでしたが、政府分科会の尾身会長が「人の移動が感染を広げていることは間違いないのでGoToトラベルを一時中断すべき」と発言しているのに、この発言については無視しています。結局自分たちのやりたいように専門家の意見を利用しているだけですね。本気で国民の命を守ろうとする気概が菅総理には感じられません。

 春の緊急事態宣言時には「ステイホーム」と外出自粛を促し、その時以上に感染が拡大している現在は旅行を推奨するというちぐはぐな政策に国民は政権を信用しなくなっています。政府がGoToトラベルを中断しなければ人々の心の緩みは止まりません。

 大体、GoToトラベルなんて制度を継続することは不眠不休で感染者の治療にあたっている医療従事者に失礼です。医療従事者がGoToトラベルキャンペーンを利用出来るようになるまで制度を中断するのが筋ですし、もしそれが出来ないなら感染収束後に医療従事者のみが利用出来るキャンペーン枠を確保しておくべきです。

 GoToトラベルのせいばかりでは無いと思いますが、まだまだ人々の心の緩みがあるようです。大阪市に対してあれだけ外出自粛要請が出ているのに6日の日曜日には街に多くの観光客や買い物客が見られました。このような状況の中で観光や買い物に出るお年寄りは高齢者の重症化率を知っているのでしょうか?30台を1とした場合の高齢者の重症化率は60代で25倍、70代で47倍、80代では何と71倍です。第1波、第2波を超える感染状況になっても人々の危機感が高まりません。


 グーグルのこの先28日間の感染者数予測では今月末には1日当たり3千人を超えるとしています。穏やかな年末年始を迎えることは出来そうもありません。

・情報開示が不適切な東京都・

 以前にもお話しましたが東京都の情報開示が本当に不適切です。私達が必要な情報が殆ど開示されないか歪められて発表されています。その最たる物は「重症者数」です。東京都だけが国の基準と異なりICUに入っている患者を重症者としてカウントしていません。ですから東京都より感染者数が少ない大阪府の方が重症者数が遙かに多くなっています。現在東京都が発表している重症者数は60人前後ですが、国の基準ですと200人近くなるようで、もしこれを当てはめたら国全体の重症者数は現在発表されている数字の3割増しになってしまいます。メディアも「東京都の基準では・・」という報道を止めて欲しいものです。

 もう一つ東京都が公表を拒んでいるデータがあります。それがすぐ使える重症者用病床数です。これは医療状態の逼迫状態を考える場合に最も重要なデータですがこれについて東京都は公表しませんし、記者達も質問しません。現在東京都では重症者用病床が150床で、約40%の使用率と発表していますが、実際は100床ぐらいしか無いのではないかと言われています。しかも、もし国の基準で重症者数をカウントすると、東京都はとっくに医療崩壊していることになってしまいます。妙な標語で自粛をアピールするよりも、都民にとって本当に必要なデータを開示して危機感を持ってもらう方がよほど自粛に結びつくと思います。

 と言っていたら、ダイヤモンドオンラインが小池知事が緊急会見を開いて「5つの小」を訴えた11月19日にオリックスの宮内チェアマン達と宴会を開いていたことを報じました。4人を超える宴会を1時間以上も繰り広げたことをどのように弁解するのでしょうか?本当に信用に値しない政治家です。

・格安PCR検査・

 新橋の駅前に木木下グループが運営するPCRセンターがオープンしました。何とその価格が驚きの2900円(税抜き)です。これまでの自費のPCR検査は最も安くても1万円近くしましたから格安です。私は早速月末に予約しました。陰性ならば安心して年末年始を過ごすことが出来ます。ただ報道されてからあっと言う間に予約が殺到して年内は予約を受け付けていないそうです。と言っていたら12月10日から東京駅前で1980円でPCR検査が受けられる施設がオープンします。値下げ競争が始まりました。歓迎すべきことです。




■ドコモ大幅値下げ発表■

 NTTドコモが12月3日に利用料金の大幅値下げを発表しました。その驚きの価格は20ギガで2980円、まさに私が待ち望んでいた料金です。今回のドコモの料金値下げの影響を最も受けそうなのは楽天モバイルです。月額は同料金の2980円で4Gと5Gを使いたい放題ですが、基地局の数が圧倒的に違います。現在はキャンペーン期間と言うことで1年間無料ですが、1年後には大きな対応を迫られることになりそうです。

 しかし、これでソフトバンクもKDDIも値下げせざるを得なくなりましたね。あまりに水準が違いすぎます。と言っていたら日本通信が16ギガ(3月からは20ギガ)で月額1980円のプランを打ち出しました。ドコモの新料金プランが3月からなのに対して日本通信は12月10日発売です。3月までの間でもずいぶん差額が出ることになります。しかし3大キャリアと楽天以外の通信事業者はキャリアの通信網を借りて事業を運営しているので最終的には大手に勝てる見込みはありません。

 これまでどのキャリアも7ギガまでか30ギガ以上の大容量という選択肢で、料金体系があまりに大ざっぱ過ぎました。私のように月の利用量が10ギガ前後のユーザーはずいぶん無駄な料金を払わされているとずっと感じていました。ドコモでは既存プランについてもきめ細かい料金体系に変更するとのことなので私の支払金額は確実に減ると思います。

 しかし何故だかわかりませんが、ドコモの新料金アハモではキャリアメール、すなわち ・・・@docomo.ne.jpが使えなくなります。これには頭を抱える方も多いと思います。それとドコモの新プランのアハモは全機種に対応しないのではないかという噂もあります。

 皆さん呆れるでしょうが、私はiPhone3台とガラケー1台を利用しているものですから、携帯料金が値下げされるのは大歓迎です。尤も最も利用頻度の高いガラケーについては全く値下げの動きが無いのが残念です。

 12月10日にauが値下げプランらしきものを発表しましたが、条件だらけで全く値下げになっておらず話になりません。




■徒然思うこと■

・最近の趣味はマスクの収集・

 誰でもマスクが安価に手に入るようになりましたが、これだけ色々なマスクが販売されていると迷ってしまいます。写真は私が買い集めたマスクの一部ですがコロナ禍でのマスクですから何と言っても効果が重要です。スーパーコンピューター富岳によるとウレタンや布のマスクと比較すると不織布のマスクがより効果的という結果が出たそうです。不織布のマスクの中でもより息苦しいマスクが効果的だそうです。またマスクによっては様々な効能を謳っています。最近ではどのマスクも「ウイルスや細菌に関して99%カットのフィルターを使用」と表示していますが嘘か本当かわかりません。春にはこのような表示のあるマスクは一つも見かけませんでした。最近はこのような表示が無いと売れないので、どのマスクもこのような表示をしているように思えます。

 一般的な不織布のマスクは3層構造になっていて不織布と不織布の間にウイルスをカットするフィルターが挟まっています。さらに効果が高いのと思われるのは4層以上の構造のマスクです。代表的な物は最近、海老蔵親子と渡辺直美のCMでよく見かける「ハイドロ銀チタンマスク」です。これは不織布と不織布の間にウィルスカットフィルターとハイドロ銀チタンを挟み込んでいます。このハイドロ銀チタンは多くの病院の空気清浄機に使用されているそうで効果が期待出来そうです。但し使い捨てマスクなのに1枚180円は高過ぎです。CMにお金をかけ過ぎだからだと思います。

 なかなか手に入りませんが、最も感染防止に効果が期待されるのはダチョウ抗体マスクです。これは京都府立大の塚本教授の研究から生まれた「ダチョウ抗体」を含浸させたフィルターを使ったマスクです。情熱大陸等の番組でも紹介されたのでテレビでご覧になった方もいると思いますが、塚本教授はダチョウの卵から「ダチョウ抗体」を抽出して様々な製品を開発しています。ダチョウ抗体スプレーやダチョウ抗体キャンディーが発売されています。

 但し現在のところ「ダチョウ抗体マスク」は殆ど一般の人の手に入る可能性は無く、写真の右上に写っているダチョウ抗体マスクは旧タイプです。偶然に自宅の近くの薬局で購入することが出来ました。現在危険な?場所に行くときにはダチョウ抗体スプレーをダチョウ抗体マスクに噴霧して使用しています。

 マスクについては掛け心地も重要です。まず耳にかける部分が細い物は長時間掛けていることが出来ず論外です。巷で売られている1枚10円台のマスクは大体このタイプです。尤も、耳が痛くない平ゴムの物で、ゴムの部分が帯状になっている物の中にはゴムが取れやすい物が多いので注意が必要です。

 また、脇に隙間が出来る物も多いので注意が必要です。マスクによって掛け方は異なりますが、ゴムを付けている部分が外側にある物のほうが隙間が出来にくいようです。脇に隙間が出来る物は効果ばかりでなく見栄えもよくありません。

 今のところかけ心地もよく最も安心感があるのはハイドロ銀チタンマスクですが、いかんせん価格が高過ぎます。国産メーカーであるユニチャームやエリエールのマスクも安心感がありますが、耳がソフトタイプの一体物でちょっときつめに感じるので大きめの物を購入された方が良いと思います。それと付け心地には関係ありませんが、私はマスクの外側に刻印のある物が気に入っています。何となくメーカーの自信を感じますし、裏表を間違うこともありません。私の一押しは右の白元の「快適ガード」です。表側に刻印がされていて、口元に余裕もありますし耳ひもも幅広で長時間着用していても痛くなりません。個別包装でないことだけは残念ですが1枚20円ですから本当にお薦めです。

 

・素晴らしかった京都の紅葉・

 あまり大きな声では言えませんが11月の中旬に夫婦で京都に紅葉を見に行って来ました。ちょっとピークより早めだと思ったので、京都駅に着いたらいきなり車で高尾の神護寺に向かい、盛りの紅葉を見た後にこれもまた洛北の貴船神社に向かい、大原の三千院に寄って中心部に戻って来ました。例年ならば京都中心部の紅葉のピークシーズンは11月の下旬ですが、今年は月初の気温が低かったせいか中心部でも紅葉が真っ盛りでした。外国人観光客がいないとのことでしたので、何年ぶりかで清水寺にも行きましたが、平日だったせいかガラガラでした。上の写真はあまり人が行かない南禅寺の塔頭の天授庵の中庭で、左の写真はは真如堂から金戒光明寺に抜ける道に面した栄摂院の見事なモミジです。細い道に面した目立たない寺ですが、私の知る限り京都一のモミジだと思います。

 




□冬期休業のお知らせ□


 12月29日(火)~1月4日(月)は年末年始休業とさせていただきます。
 本年も有り難うございました。皆様よいお年をお迎え下さい。




前の月へ  次の月へ